SIIFインパクトキャピタル株式会社(SIIFIC)が一般財団法人社会変革推進財団(SIIF)と共同で運営する「SIIFICウェルネスファンド」における投資第二号案件の医療機器スタートアップ「オルソリバース株式会社」に関する記事が、SIIF公式Noteで公開されました。
オルソリバース社は、綿状人工骨「レボシス」の開発・販売に取り組む整形外科領域の企業であり、今回の資金調達では高齢者の骨折治療を支える新たな再生医療薬(BMP含有製剤)の研究開発を推進しています。
本記事では、骨形成という一見ニッチな医療技術が、高齢者の転倒・骨折による寝たきりリスク、介護負担の増加、社会的痛みといった広範な社会課題とどう結びついているのか、SIIFIC独自のインパクト・デューデリジェンス(インパクトDD)を通じて明らかにされた過程が紹介されています。
特に今回は、ChatGPTを活用したWebスクレイピングや共起分析といったAI技術を駆使したシステム図の構築が大きな注目ポイントです。経営者自身が分析結果を見て、自社の社会的痛みに対するという社会的役割に気づき、理念を再確認する過程が描かれており、「インパクトKPIの発見は、経営者の表情の変化から始まる」というファンドの姿勢が体現された事例です。
ぜひ、「誰もがよりよく生きられる社会(ウェルネス・エクイティ)」の実現を目指すSIIFICのインパクト投資の実践例としてご覧ください。
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「SIIFIC ウェルネスファンド」投資第二号案件「オルソリバース」。AI を活用したシステム図でインパクトKPI を導き出す