改善の兆しはある。だが、その先が止まっている。
Part 1では、数字を通して、日本の中小企業が「想像より健全」であることを見てきました。有給取得率は6割を超え、メンタル不調による休職・離職率も大企業を下回ります。もはや「中小企業=働きにくい」という古いイメージは当てはまりません。
しかしその一方で、数字の外側には、静かな停滞が広がっています。
制度は整い、数字は改善しても、現場の実感は追いつかない。なぜ“健全”なのに、ウェルビーイングが生活の実感として広がらないのか。
Part 2では、その背景にある四つの構造的な要因 –
人手不足、健診制度、産業医体制、そしてDXの遅れに焦点を当て、「改善」と「停滞」が同時に進む日本の中小企業のいまを見つめます。
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