梅田和宏

SIIFICの創業者、代表パートナー。ファンドマネージャーとして同代表の三浦とともに、SIIFICウェルネスファンドを運営しています。

大学、大学院では分子細胞生物学などの生命科学を専攻。サイエンス、特許、法務、財務、会計、税務、ビジネス、取材力、表現力、想像力とコミュニケーションなど、幅広い知識と実践が求められるベンチャーキャピタルの世界に魅了され、ベンチャーキャピタリストの道へ進みました。2000年代初頭から日本アジア投資株式会社では日本、米国、シンガポール、インドネシア、タイランドなど東南アジアの多様な分野の投資に携わる。2013年に産業革新機構に参画。2012年にノーベル賞を受賞したiPS関連のスタートアップ創出、医療機器専門ベンチャーキャピタルの創出プロジェクトなどに関わる。2016年にはエムスリー株式会社の投資子会社を創業すると同時に創業期に特化した「シーズロケットファンド」を設立しました。その投資先2社は梅田自身も創業に関わった企業です。ここで得られた知見である「シーズの定義」は、現在のSIIFICにおける投資基準にも生かされています。

2022年には数倍に大きくなったシーズロケットファンドの出資者への分配を完了し、次なるファンドの立ち上げを計画していました。投資先スタートアップでの大企業との交渉、M&AやIPOの経験を通じて、「資金繰りによって、大企業や金融機関から足元を見られがちなスタートアップこそ、売上、利益以外の意味のある数字、つまり、インパクト評価の導入が必要だ」と実感。スタートアップが創出する価値とそのプロセスを可視化することで、投資リターンの最大化を目指せると考え、次回ファンドはインパクト投資ファンドとすることを模索。そんなタイミングでインパクト投資家を志していた三浦と再会し、同年9月にSIIFICを共同創業しました。

趣味は30年続けている波乗り。20代にライターの養成講座に通ってからSF小説を書き溜めています。

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