アソシエイト(投資担当)募集要項
⼈と社会と地球が紡がれ、誰もがよりよく⽣きられることが当たり前に
Woven together, people, society, and the planet make better living the norm for all
その最前線に立つ仲間を求めています。
社会課題は、誰かの善意が足りないから発生するのではない。 構造として、発生するようにできているから、パターンを少しずつ変化させながら、常に存在する。
健康格差は、意識の低い個人の問題ではない。情報にたどり着けない環境、頼れる人がいない孤立、選択肢が用意されていない地域、それらが積み重なった結果である。個々の善意でこれを解こうとすれば、必ず力尽きる。構造を変えなければ、類似の課題が何度でも再発生される。
私たちシーフィックは、この構造そのものに資本で働きかけるための挑戦を2022年から開始し、投資プロセスとインパクト評価システムを確立させた。
私たちが掲げるスーパーゴール
「ウェルネス・エクイティーの実現」
~誰もがよりよく生きられる社会~
これがSIIFICウェルネスファンドのTheory of Change(ToC;変化の理論)に置いた最上位のゴールである。
日本は世界でもっとも高齢化が進んだ国である。寿命という「量」の健康は達成された。しかしその先にある、活動・意思決定・ライフスタイルという「質」の健康を、誰もが自分ごととして取り組める社会には、まだ届いていない。しかも、そこに届く人と届かない人の差、“エクイティの欠如”が、静かに広がり続けている。
変革の鍵は、二つある
ToCの分析を通じて、私たちはこのゴールへのレバレッジ・ポイントを二つに特定した。
- ウェルネス・リテラシーの向上。 自ら健康情報にアクセスし、評価し、自己の健康について適切に意思決定し、より善く生きるための行動を取れること。
- ソーシャル・キャピタルの充実。 家族、友人、地域社会といったネットワークからサポートを受けられること。情報やリソースへのアクセスが容易になり、その信頼性を確かめる相手がいること。
この二つが満たされたとき、社会は初めて構造として健やかになる。
私たちは、その変化を起こしうる起業家に資本を託し、伴走する。
インパクト投資は、優しい投資ではない。しばしば誤解されるが、インパクト投資はリターンを諦めた投資ではない。むしろ、リターンを最大化するために補完するものである。
社会構造の歪みは、多くの場合、巨大な未解決市場と表裏一体である。誰も解いていない課題を、誰も解けなかった方法で解く企業は、正しく評価されれば大きなリターンを生む。そして、スタートアップが創出する価値とそのインパクトを可視化、言語化することは、市況に左右されがちなスタートアップの価値を、正当に守る武器にもなる。
私たちが目指すのは、経済的リターンと社会的インパクトのどちらかを選ぶことではなく、両者が同じ方向を向く構造を、投資を通じて設計することである。
システム図を描き、なぜ・どのようにその変化が起きるのかを因果で説明する。そこから、ToC、ロジックモデルを設定し、5 Dimensions、10Risksなどのインパクトツールを活用し、インパクト面のデューデリジェンスをしながら、投資先と対話し、物語を作り上げる。同時に、ビジネスモデル、事業計画を精査し、エクセルモデルを作成しながら、バリュエーションを組み、資本政策を設計し、リターンを最大化する勝ち筋を提案する。この両方を、一人の人間の頭の中で同時に成立させなければならない。
その難しさに、面白さを感じられる人と働きたい。
私たちが提供できるもの
当社は少数精鋭の若いファンドである。整った研修制度も、細かく区切られた職務範囲も、まだない。
しかし、代わりに提供できるものがある。
一つ目は、インパクト投資の全工程への関与である。 案件の発掘から、デューデリジェンス、投資検討会、投資委員会での議論、投資実行、投資先の経営支援、そしてLPへの報告まで。大手ファンドであれば分業される一連のプロセスに、初日から当事者として関わることになる。投資家として必要な筋肉を、最短距離でつけられる環境である。
二つ目は、まだ答えのない問いである。 インパクト測定・マネジメントの実務は、世界的にも発展途上にある。当社は国内VCとして第一号のB Corp認証を取得し、SIIFICウェルネスファンド組成と同時にOPIM(Operating Principles for Impact Management/インパクト・マネジメント運用原則)に署名し、インパクト投資の手法を実装してきた。ここで積み上げるものは、当社の資産であると同時に、日本のインパクト投資という領域そのものの実践知になる。
三つ目は、起業家との距離である。 投資先の経営者と、社会課題の構造について本気で議論する時間。その一次情報に、フィルターなしで触れられる。
求めている人物像
前例がない論点を前にしたとき、「誰かが答えを持っているはずだ」と探すのではなく、自分で問いを立て、調べ、仮説を出せる人。
社会課題への強い思いを持ちながら、同時に、思いだけでは何も変わらないことを知っている人。数字から目を逸らさない人。
そして、今日の投資判断が、十年後の社会の形を少しだけ変えるかもしれないという実感を、報酬の一部として受け取れる人。
複雑さから逃げず、複雑なまま向き合う覚悟のある人。
募集要項
1. 職務内容
1.1 ソーシング・案件発掘
- 投資テーマに基づく仮説構築、および仮説起点でのスタートアップ探索
- 起業家・共同投資家・大学・研究機関・事業会社等とのネットワーク構築
- 面談の設定、事前準備、同席、および議事の記録・整理
- 案件パイプライン(ディールフローDB)の登録・更新・管理
1.2 投資検討・デューデリジェンス
- 市場規模・成長性・競合環境・規制動向の調査分析
- ビジネスモデル、事業計画、ビジネスKPI、資本政策作成
- バリュエーション分析、リターンシミュレーションの作成
- ビジネスDD・財務DD・法務DD、外部専門家との連携
- 投資委員会資料の作成、および審議への参加
1.3 インパクトデューデリジェンス・評価・IMM
- セオリー・オブ・チェンジの構築支援、ロジックモデルの作成
- インパクトKPIの設計、ベースライン設定、モニタリング体制の構築
- 国際的なインパクト測定・マネジメント基準に沿った評価枠組みの適用
- 投資先との対話を通じたインパクト目標の合意形成
1.4 投資先支援(バリューアップ)
- 経営課題の整理、資金調達・事業提携・採用等の支援
- 定期モニタリング、取締役会・株主総会関連対応
- インパクト実績の把握、および投資先の非財務情報開示の支援
1.5 ファンド運営・LP対応
- LP向け報告資料(四半期報告、年次インパクトレポート等)の作成
- ファンド管理業務、監査法人・管理会社との連携
- 当社の対外発信(B Corp、OPIM)への協力
2. 応募資格
必須要件
- 四年制大学卒業以上
- 25~40歳まで
- 財務三表の読解力、および事業計画・バリュエーションの分析経験
- 論点を構造化し、文書として簡潔かつ論理的に表現する能力
- 社会課題解決とインパクト投資に対する強い関心と当事者意識
- ビジネスレベルの日本語
- 以下いずれかの領域における実務経験3年以上
- ベンチャーキャピタル、プライベートエクイティ、その他の投資業務
- 戦略コンサルティング、リサーチ、事業開発
- 投資銀行、証券会社、銀行等における法人金融・M&A・引受業務
- スタートアップにおける経営企画・財務・事業開発
歓迎要件
- 当社ウェルネス領域(ただし、バイオテック、医療機器、ライフサイエンス以外)投資領域における専門性
- インパクト測定・マネジメント(IMM)、ESG、サステナビリティ関連の実務経験または歓迎経験、資格
- 起業経験、またはスタートアップの創業初期に参画した経験
- ビジネスレベルの英語力(海外投資家との対話、海外事例調査)
- 公認会計士、弁護士、MBA、その他関連する専門資格
- 官公庁、財団、NPO等における社会課題領域での実務経験
求める人物像
- 前例のない論点に対し、自ら問いを立て、調べ、仮説を提示できる姿勢
- 少数精鋭かつ職域が明確に区切られない環境を、裁量と捉えて楽しめる姿勢
- 経済的リターンと社会的インパクトの両立という難題から逃げずに向き合う誠実さ
- 起業家と対等な立場で対話し、長期的な信頼関係を構築できる人間性
3. 雇用条件
| 雇用形態 | 正社員(試用期間6か月) |
| 想定年収 | 経験・能力を考慮のうえ決定 |
| 給与体系 | 月給制 |
| 勤務地 | 東京都渋谷区神宮前5-46-2 青山イースト&ウエスト 202号室 |
| 勤務時間 | 9:00~18:00(休憩60分)/フレックスタイム制 (リモートワーク併用可) |
| 休暇制度 | 完全週休二日制(土日)、祝日、年末年始、年次有給休暇、慶弔休暇 |
| 福利厚生 | 社会保険完備、交通費支給、健康診断補助 |
4. 選考プロセス
1.書類選考(履歴書・職務経歴書・志望動機)
2.一次面接(投資チームメンバー)
3.二次面接(パートナー)
4.ケース課題(投資検討案件を題材としたレポート作成およびディスカッション)
5.最終面接(代表パートナー)
6.リファレンスチェック
7.内定・条件提示
5. 応募方法
次の3点を日本語にて、下記のメールアドレスまでお送り下さい。
- 履歴書
- 職務経歴書
- 志望動機(800字程度)
応募先:misa.takaramoto@siific.co.jp
6. 会社概要
| 会社名 | SIIFインパクトキャピタル株式会社 (シーフィック) |
| 英文社名 | SIIF Impact Capital, Inc. |
| 設立 | 2022年9月8日 |
| 役員 | 代表取締役 梅田 和宏 取締役 工藤 七子 監査役 前川 健嗣 |
| 本社所在地 | 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-46-2 青山イースト&ウェスト202号 |