三浦麗理

SIIFインパクトキャピタル株式会社 共同創業者・代表パートナー。共同代表の梅田和宏と共に、SIIFICウェルネスファンドを運営しています。

大学では生物科学(発生学)、大学院では動物学(分子発生学)と医療政策学を専攻。生命のしくみを探る研究からキャリアを出発し、新卒で入社した三菱商事では化学品グループに配属。医薬品関連の中国市場の開拓やアメリカ駐在を経て、バイオ系ベンチャー投資や製薬事業の立ち上げに携わりました。その後、製薬会社の経営企画部長、IT企業のデジタルトランスフォーメーション担当部長、医療系人材紹介会社の執行役員としてCVC設立やM&A、人事改革など幅広い経営領域を担いました。ハーバード・ビジネス・スクールやオックスフォード大学サイード・ビジネススクールでも学び、CSVやインパクト投資の知見を磨いてきました。

2020年、PEファンド傘下のベンチャー企業で経営企画担当役員としてIPO準備を進める中、
「経済的リターンだけでなく、社会的価値をどう可視化し、説明できるか」が次の時代の資本のあり方を左右することを痛感。この経験が、本格的なインパクト投資への転機となりました。2022年、一般財団法人 社会変革推進財団(SIIF)に参画し、『ヘルスケア・ビジョンペーパー』の策定を主導。同年9月、長年ヘルスケア領域の投資に携わってきた梅田和宏と共にSIIFICを共同創業し、「経済的・社会的リターンの両立」を軸に、ウェルネスという新しい社会価値の創出に挑んでいます。

インパクト投資やシステムマッピングをテーマにした勉強会や講演にも多数登壇。アートと写真を愛し、「社会の中の美しいつながり」をレンズ越しに探し続けています。

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